マリ&フィフィの虐殺ソングブック
中原 昌也著。1998年。
知人の同人誌で著者のインタビューなどしており薦められたために読んだ。
以前からその活動/言動などは知っていたけど本を読んだのは初めて。
結構前の本だけどこの破滅感をナンセンスで昇華するさわやかさ(?)はすごい。
絶望の散歩道を歩けば夕暮れにも早く気づく、といった感じでしょうか。
本人は音楽活動だけをやりたいらしく執筆は苦しくて嫌だとのこと。ミュージシャンとしては暴力温泉芸者、HAIR STYLISTICS名義で活動したり、ソニック・ユース、ベック、ジョンスペの前座とかもしてる。
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マリ&フィフィの虐殺ソングブック 中原 昌也 河出書房新社 1998-09 |
心臓を貫かれて
マイケル・ギルモア著。1996年。村上春樹訳。
これも以前知人が衝撃を受けた、とか聞かされていてやっと読んだ本。著者はローリング・ストーン誌のライターであってこの物語の中でも兄と一緒にジョニー・キャッシュを聞いたりするところは泣き。音楽での交流といったところが著者ならでは。
宗教/霊/暴力といった要素が複雑に絡まり合った結果としての血塗られた家族の黒歴史を描いた衝撃のノンフィクションであり、村上春樹をして訳させたわけだからおもしろくないわけはないわけで。
あとはちょっと印象に残ったのが著者は兄ゲイリーのことをチャーミングとか形容するんだけどそれがまた…ね。
またこの事件を取材した別の作家ノーマン・メイラーの『死刑執行人の歌』という本もあってそちらも読まなくては。
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心臓を貫かれて マイケル ギルモア Mikal Gilmore 文藝春秋 1996-10 |
建築の幸せ
中崎 隆司:著。2006年。
生活環境プロデューサー、建築ジャーナリストといった肩書きをもつ著者が、いかに建築を通して社会に幸福をもたらす事が難しいかを、自身の受け持った様々な案件の実例を取って解説する。
建築家の暴虐ぶりや一般の人の建築/デザインに対する認識の低さ、住民参加の公共建築の困難、実績主義/前例主義での思考停止の丸投げ外注等々、理想とほど遠い実体。
建築家紹介業やデザインアドバイザーを雇ってというのも1つだけど、やはり一般の人々の生活環境への関心/認識をいかに向上させるかが課題ですね。
この本自体の装丁デザインにも凝っているところがアドバイザー故。
| 建築の幸せ 中崎 隆司 ラトルズ 2006-02 |
Head First PHP & MySQL ―頭とからだで覚えるWebアプリケーション開発の基本
Lynn Beighley Michael Morrison:著。2010年。佐藤 嘉一:訳。
超初心者用として本のタイトル通りに豊富な図と砕けた文体で繰り返し説明してじっくり覚えれる。前にこれのシリーズのAjax版をやった。
今秋にはPHPの認定試験なるものがあって、それをうけるかもしれないし。
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Head First PHP & MySQL ―頭とからだで覚えるWebアプリケーション開発の基本 Lynn Beighley Michael Morrison 佐藤 嘉一 オライリージャパン 2010-03-26 |
書物の変―グーグルベルグの時代
港 千尋:著。2010年。
ヨハネス・グーテンベルクが1455年に初めて旧約・新約聖書(ラテン語版)を印刷してから555年。
活版印刷も絶滅に近い現代にあらわれた電子書籍の衝撃を印刷の歴史、思想(ルソーなど)と共に批評する。
本はデータになり、読者はユーザーに変貌する。社会は図書館化し世界はグリッド化する。
電子書籍がどうこうというよりかこの著者の印刷所、図書館、書店、本の村(ルデュ)などの体験談、愛着を語ってるといった感じ。
あとタイトルと違う内容が多いはちょっと物足りないけど、書き下ろしではないからしょうがないか。
革命前夜を味わってみたい。
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書物の変―グーグルベルグの時代 港 千尋 せりか書房 2010-02 |
日本辺境論
内田 樹:著、2010年。
「日本/日本人とは何か?」といういつの時代にも回帰される命題を、先賢達(丸山眞男、沢庵禅師、養老孟司)の受け売りも交えてながら、ここでは地政学的な”辺境”という観点から論じたもの。
辺境という概念を華夷秩序のコスモロジーを元に、その端っこにある日本=劣位を持った国として、その劣位国故のメンタリティーを例えば、面従腹背だとか、ふまじめさ(いろんな意味で)とかいう言葉で説明するところがおもしろい。
常にきょろきょろ(外来的なイデオロギーに反応する常同性)して、空気で行動し(責任を逃れられる)、常に被害者意識があるけれども、「学び」の効率はよい(逆に未熟さに安住してしまう=緊張感がない)、とまあ辺境人のカオスの問題点を上げ、その構造を探りながら、改善方法を”機の思想”を例に挙げていたりします。
あとは、この国を辺境たらしめている日本語の特殊性についての考察も目から鱗でした。
ほんとうの文化は、どこかほかのところでつくられるものであって、自分のところのは、なんとなくおとっているという意識
に取り付かれた中心なき国日本、この辺境の呪いとともに生きなくてはならないなんて。
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日本辺境論 (新潮新書) 内田 樹 新潮社 2009-11 |
MUSIC
古川 日出男 :著、2010年。
街に密かに佇むモノ、猫、響き=MUSIC。
前作「LOVE」に続いて猫が登場し、さらに疾走感は増し、止まる事なく響く街の、大地の、人のサウンドトラック。
東京から京都、そびえ立つタワー、地上と天上、圧倒的なスケールで奏でられるアンサンブル、フィナーレのアレグロ~ヴィヴァーチェは爽快、にして壮大。
あとはLOVEとは文体の軽快さが違う、リズムが。ゴッド(指揮者)の声が笑える。
大地の歌を聴け、響き、き、キキキ。を。
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MUSIC 古川 日出男 新潮社 2010-04 |
街場のメディア論
内田 樹 :著、2010年。
メディアの不調は、心身ともに市場原理に侵された消費者(と思ってる人間)にある。
いかにして回復するか、は解らないけどモースの「贈与論」や、レヴィ・ストロースの著作らを引用して最終的に”贈与と反対給付義務”というものを常に感じるようにならねばダメだ、という要は人間の根本へ立ち戻れという結論で終わる。
数あるメディア論のなかでも出色の著作だと思う。
結びにsauve qui peut(生き延びられるものは生き延びよ)と言われた状態でどうするか、市場原理に屈せず逃走/闘争ための本。
ちなみにゴダールもsauve qui peut(la vie)勝手に逃げろ/人生という映画を撮ってたのを思い出す。
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街場のメディア論 (光文社新書) 内田 樹 光文社 2010-08-17 |
死刑執行中 脱獄進行中
荒木 飛呂彦 :著、1999年。
ジョジョの人の短編集。「死刑執行中脱獄進行中」、「ドルチ 〜ダイ・ハード・ザ・キャット〜」、「岸辺露伴は動かない 〜エピソード16:懺悔室〜 」、「デッドマンズQ」を収録。
Part4(東方仗助)の外伝的な部分あり。
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死刑執行中 脱獄進行中 (SCオールマン愛蔵版) 荒木 飛呂彦 集英社 1999-11-19 |
競売ナンバー49の叫び(The Crying of Lot 49)
トマス・ピンチョン :著、1966年。
ピンチョン初読み。
レメディオス・バロの絵画「地球のマントを刺繍して Embroidering Earths Mantle」(左図)が隠喩としてこの作品のすべてを象徴してる気がする。
自らが織りなすテクスチャー、その世界にはアメリカの通時的パラノイアといった社会/国家といった対象から建築/都市論として、絵画/音楽論として、この言葉故にさまざまな読み方ができる。
壮大な一大絵巻を無限におり続ける哀しみ。
詳細な「解注」もわかりやすい。
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競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫) トマス・ピンチョン 志村 正雄 筑摩書房 2010-04-07 |
家族の痕跡 いちばん最後に残るもの
斉藤 環 :著、2005年。
かつて上野千鶴子 は家族の定義の不可能性を説いていたけど、それだけ家族を考えるのは難しいし、個人史になりやすいと言う。
家族、諸悪の根源であり、欲望/価値観が生成する器。この非合理で代替不可能なエディプス三角を最小単位とする不可思議な概念。
様々なジャンルの文献を参照しながらのアプローチと臨床家としての経験を生かして書かれた刺激的な家族擁護論。
結婚の下りなどは要ちぇっくやわ。Pewerd by 彦一
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家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫) 斎藤 環 筑摩書房 2010-06-09 |
悪貨
島田 雅彦 :著、2010年。
偽札を題材とした小説というとアンドレ・ジッドの「贋金つくり」(1926年)や尾辻克彦「贋金づかい」などが思い出される。
この小説は現代の市場原理主義の左岸、要はお金を持ってても意味がない社会を目指し、真札と見分けのつかない偽札を刷り国家を転覆させようと試みる愛しき売国奴の愛と裏切りの物語。
この本は栞(?)として0円札が入ってるんだけどこの悪貨が現代の良貨も駆逐していくんだろうか。
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悪貨 (100周年書き下ろし) 島田 雅彦 講談社 2010-06-23 |
たのしい写真―よい子のための写真教室
ホンマ タカシ :著、2009年。
生態心理学で知られるジェームズ・J・ギブソンの概念で環境の中に情報があるとする「アフォーダンス」というものがあるが、著者はそれをベースにこの本をまとめたとのこと。
まず「決定的瞬間」(アンリ・カルティエ=ブレッソンら)から「ニューカラー」(ウィリアム・エグルストン)、そしてポストモダン(フィリップ・ロルカ・ディコルシア、ナン・ゴールディン)へと至った経緯、重要人物とその差異(機材、撮り方、価値感、社会状況)をキーワード(ニュードキュメンタリー、アレ・ブレ、等価値、アンチ・クライマックス、私的な物語)とともに簡潔に俯瞰していく。
2章ではワークショップとして写真を読む、写真を疑う、写真に委ねるなど普段あまり意識しないことを実践することで、まさにタイトル通り写真を撮りたくなる、楽しくなる、そんな一冊。
個別に写真家との対談などもあり個人的に謎の山岳写真家寅彦や、かの有名なケース・スタディ・ハウス#22を撮影したジュリウス・シェルマンなど興味深い。
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たのしい写真―よい子のための写真教室 ホンマ タカシ 平凡社 2009-05 |
東京R不動産2
2010年。
2です。月PV300万の東京R不動産の書籍版。

今の自分の居住空間に違和感を持ってる人は必読。
Rはリノベーションということでここで紹介される物件は元オフィスでただのガランドウの箱だったり、ぼろぼろで寂しい築うん十年の民家だったり、絶景ヴューの穴場スポットだったり。
これらの物件、内部を自分で作って、使って、楽しんでというコンセプトで改装推奨なかんじで、既存の不動産屋さんにはない新たなシステム、というか脱システム?
他にも2拠点居住という形で房総などに激安で家を建てたりして週末をそこで過ごしたりと新しいライフスタイルの参考としても読める。
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東京R不動産2 (realtokyoestate) 東京R不動産 菅付雅信 太田出版 2010-03-06 |
戦闘美少女の精神分析
斎藤環 :著、2000年。
東浩紀氏のあとがきから引用すると、この本が出版された2000年はまだアキハバラはただの電気街だったし、アニメやゲームについての学問的な研究もなくウェブも今のように批評の場とはなっていなかった。
ということでゼロ年代の批評の場を用意した先駆的研究のようです。
戦闘美少女を欲望する側の(オタクの)精神分析、戦闘美少女史の鳥瞰、視覚表現の遷移、日本的空間と西洋的空間の差異などなど、ちょっと難解ながらも、現在を知る上でも(遡行的な意味で)重要な1冊。
虚構のリアリティとしてオタクのセクシャリティをあげているとことか、ヒステリーという概念とかちょっと解りづらいけど、漫画の多重コード系列、ユニゾン的同期生、ハイコンテクストなどはなるほど、という感じ。
中森 明夫氏の命名した「おたく」という言葉だけど、はたして自分はそれなのかどうか?という問いにもこの本は答えてくれるのです。
「おたく」の類似共同体として「マニア」をあげていて、前者は主に虚構=複製物(アニメ、TV、ゲーム)を志向するのに対して、後者は実体=オリジナル(切手、カメラ、オーディオ)を愛玩する。両者の共通項(中間)として映画、パソコン、SF、オカルトなどがあげられると。
ということで僕は「マニア」よりな「おたく」との中間、に位置するみたい。現代ではそんなカテゴライズも若干無効な気もするけど。
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戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫) 斎藤 環 筑摩書房 2006-05 |
娚の一生 1~3
西 炯子:著、2008~2010年。
今は「枯れ専」なる語があるみたいで、 『カレセン(枯れたおじさん専科)』という本があって要は枯れたおじさんを欲望する=萌える 女子が増えてるらしく、そんな女子たちにはたまらない漫画なんでしょう。
「このマンガがすごい!2010」オンナ編で6位、「THE BEST MANGA 2010 このマンガを読め!」で5位。
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娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ) 西 炯子 小学館 2009-03-10 |
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娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ) 西 炯子 小学館 2009-10-09 |
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娚の一生 3 (フラワーコミックス) 西 炯子 小学館 2010-03-10 |
そこまで言うか!
勝間 和代 堀江 貴文 西村 博之:鼎談、2010年。
「デキビジ」のひろゆき vs 勝間にホリエモンが割って入った続編。
要は一般人は何も解ってない、ということを言ってる。マジョリティ(世間体、メディア)に流されてそれを疑わないということとか。だから情報を取捨選択して自分也に熟考しろ、セルフコントロールしろってことでしょう。
勝間さんの隠れたオタクっぷりとか、中毒性のあるものは全部止めたとかすごい、脱帽。
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そこまで言うか! 勝間 和代 堀江 貴文 西村 博之 青志社 2010-09-02 |
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー
アレン・カー:著、2010年。
14年間にも及んだ奴隷生活とこれでお別れか。鉄の意志でもって実行する。
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読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー (ムックセレクト) アレン・カー 阪本 章子 ロングセラーズ 1996-05-01 |
仕事に活かす! マインドマップ
主藤 孝司:著、2010年。
今本屋に行けばかならず目につく所に置いてあるトニー・ブザンの「ザ・マインドマップ」、やらその関連書。気になって買ってみた。
著者は現代を情報加速化社会と名付けて、その情報の取捨選択の重要性を説きマインドマップの導入をすすめるが、ここで示されているのは自己流マインドマップというもので「ザ・マインドマップ」ではマインドマップではないマインドマップとか呼ばれて、否定されてるもの/良くない例としてあげられてるもの。
あくまで目的達成のための手段(ツール)として使うのであって、いちいちきれいに書いていたら時間投資効果も薄れちゃうよ、ということ。
そろそろモレスキンの手帳も買うべきか。
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仕事に活かす! マインドマップ (PHPビジネス新書) 主藤 孝司 PHP研究所 2010-10-19 |
モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方
堀 正岳 中牟田 洋子:著、2010年。
伝説のノートブックとして、ゴッホ、ピカソ、ヘミングウェイ、チャトウィンなどの芸術家や思想家がスケッチ、走り書き、ストーリーやアイデアを記録するために愛用したこのノートの現代での活用の仕方、とでもいったものが、またこれを愛用する著者2名によってわかりやすく書かれた本書。
ユビキタス・キャプチャーを基本としつつ、他にもマインドマップを描いたり、GTD、ToDo、絵日記、フォトアルバムとか生活にもビジネスにも役立つ使い方を紹介してくれる。
最後の章ではモレスキンに合う文房具やカスタマイズなど自分好みに仕上げるコツなども。
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モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方 堀 正岳 中牟田 洋子 ダイヤモンド社 2010-09-10 |
美術館をめぐる対話
西沢 立衛:著、2010年。
現代美術館とは、をSANAAの西沢立衛が青木淳、平野啓一郎、南條史生、オラファー・エリアソン、あとパートナーの妹島和世と対談したもの。
あまり関係ないけど著者は学生の頃「ジョジョの奇妙な冒険」を愛読してて、この本の打ち合わせの時とかに関連本やらグッズを差し入れて貰ったらしい、羨ましい。
People meet architecture!
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美術館をめぐる対話 (集英社新書) 西沢 立衛 集英社 2010-10-15 |
本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み
佐々木 俊尚:著、2010年。
もはやテレビとかのマスメディア経由で情報を受けとるといった仕方では間に合わない。
でどうすればいいかというとソーシャルメディアがそういったニーズをカバーしてくれるということで、この本ではすぐ誰でもほとんど無料で使い始めることができるサービスを紹介している。
ファッション、食、住、エンタメ、レジャー、お助け、人と人とのつながりといったカテゴリーで分類して紹介している。
SPIDER、マニュアルネット、ウェブポといったサービスは知らなかった。
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本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み 佐々木 俊尚 日本経済新聞出版社 2010-09-02 |
ザ・マインドマップ
トニー・ブザン :著、2005年。
ジャーナリストとして活動し、マインドマップを発明した著者が2005年に記したマインドマップの入門書。
人間の脳の力の無限性を説いてそれには放射思考を用いるのがよくて、それをイメージとして落とし込むのがマインドマップということ。
ルール/作り方/活用法を実際の例や天才たちのノートを見ながら解説してくれる。
メンタルリテラシーの向上を切に願います。
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ザ・マインドマップ トニー・ブザン バリー・ブザン 神田 昌典 ダイヤモンド社 2005-11-03 |
4444
古川 日出男 :著、2010年。
毎週発表していたweb連載の作品。
というのを本を購入して読了してから知った…。
著者曰く
“ちょうど今月44歳になるんですけど、44歳の誕生日に44本の短編がおさめられた本を出そうと思ったんです。そこで誕生日から逆算してスタートした”
とのこと。
Webではヨコ組み、という制限もクリエイティビティに直結しているらしく、書体の変化等を使わないと決めることは、逆にそれを使うと同義ということ、なるほどです。
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4444 古川 日出男 河出書房新社 2010-07-08 |
Webデザイン標準テキスト ―変化に流されない制作コンセプトと基本スタイル―
境 祐司 :著、2010年。
webサイト構築のための基礎知識。
一連のワークフローの中でその都度大切な概念やら技術やらをどう実装していくかを解説。
たまには初心に返ってこういったものを読むのもいいかも。
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Webデザイン標準テキスト ―変化に流されない制作コンセプトと基本スタイル― (Books for Web Creative) 境 祐司 技術評論社 2010-06-11 |
悪の読書術
福田 和也 :著、2003年。
ただの読書ガイド、とは違いこの本は読書という行為が持つイデオロギーからの脱出、脱イデオロギーと読書がいかに社交の場で機能するか/してしまうか、そしてそれにいかに意識的でいられるか、という読書ガイド。ある意味啓蒙の書。
例えば社交的に高級な作家として何人かあげてるんだけど、須賀敦子はワンピースで白州正子がドレスとかソワレに例えて、それらを読んでることがハイブラウに思われるとか、村上春樹は社交的に見て話題にするのは難しいとか、大沢在晶を女に読ませてはいけないとか、要はそれを読んでるとこういう風にみられるよ、やばくない?わかってる?みたいな感じ。
かなり要所要所に邪悪な発言もあったりして笑えるんだけど、顔文一致のところ(著者は沢木耕太郎と宮本輝をあげてる)なんかはなるほど作家もいろいろなんだなと感慨もひとしお。
世界のまんなかがなんちゃらとか犬のなんちゃらとか読むのはいいけど、無意識じゃなくて開き直れよ、ということ。スノップな意味で向上しろ、と。
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悪の読書術 (講談社現代新書) 福田 和也 講談社 2003-10-20 |
四畳半神話大系
森見 登美彦:著、2004年。
硬派な文体で書かれるアホで無為な大学生活、珍妙に過ぎる主人公を取り囲むキャラ達、妄想をふくらませてはしぼませる禁欲的なんだかきもいシャイボーイなんだかわからない主人公の性格。
要はもしあの時こんな選択をしたら(4つのサークルで迷う)が、1話から4話までそれぞれ平行世界として描かれるんだけど、結局どの選択をしても主人公は四畳半にいて小津という奇怪な友人と出会い、大学生活を「薔薇色のキャンパスライフ」とはほど遠い生活を送ることを余儀なくされ、という神話体系は普遍であることに気づく。
下鴨神社がある下鴨泉川町辺と加茂川と高野川がぶつかる鴨川デルタと呼ばれる出町柳辺りぐらいまでしか行動範囲はないといへど、何故か京都に行きたくなる描写も魅力的。
アニメ化もしてます。
公式サイト:http://yojouhan.noitamina.tv/
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四畳半神話大系 (角川文庫) 森見 登美彦 角川書店 2008-03-25 |
みかこさん 1,2巻
今日 マチ子:著、2009~2010年。
17歳の肖像の淡い断片。
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みかこさん 1巻 (モーニングKCDX) 今日 マチ子 講談社 2009-10-23 |
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みかこさん(2) (モーニングKCDX) 今日 マチ子 講談社 2010-06-23 |




































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